秋の夜長、
お月見日和の今日このごろ
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今回はプロ野球初心者の方向けに
10月14日から始まる【プロ野球クライマックスシリーズ】の仕組みについて解説します!!
クライマックスシリーズは2007年から(パ・リーグは2004年から)スタートし
今年で10周年を迎えました。
クライマックスシリーズがスタートした背景としては、
もともとは日本プロ野球は、2リーグ制以降はセ・リーグ、パ・リーグのそれぞれのレギュラーシーズンの優勝チー
ムが日本シリーズに進出し、日本一をかけて戦っていました。
しかし2000年初頭にサッカー人気が沸騰し、一時プロ野球人気が低迷した時期がありました。
日本プロ野球は人気復活の打開策として、よりエキサイティングに、よりスリリングな優勝決定試合を
行いたいと思い、セ・リーグ、パ・リーグの上位3チーム、合計6チームによる
日本一決定戦を行うことになりました。
それが、【クライマックスシリーズ】です!!
それでは解説しよう!!
まず下の表を御覧ください
↓
まず行われる試合は【クライマックスシリーズ】ファーストステージです。
これは各リーグの2位、3位チームが次のファイナルステージの出場権をかけて戦います。
全ての試合を2位チームの球場で行い、3戦を戦い先に2勝したチームが勝ちです。
その次に行われる試合は【クライマックスシリーズ】ファイナルステージです。
各リーグ1位チームとファーストステージを勝ち上がってきたチームが日本シリーズ出場権をかけて戦います。
全て1位チームの球場で試合が行われ、6戦行い先に4勝をしたチームが勝ちです。
リーグ1位チームには予め1勝のアドバンテージが与えられます。
(※1位チームは実質3勝すれば日本シリーズに進出決定します)
そして、そのシーズンの優勝チームを決定する【日本シリーズ】が
それぞれの出場チームの本拠地で行われます。
7戦を戦い先に4勝をしたチームが日本一となります。
これから始まるシリーズも熱戦が期待されます!!
それでは私が選ぶクライマックスシリーズの名場面を御覧ください!!
悲運のエース斉藤和巳
2006年第二ステージ、
福岡ソフトバンクホークス vs 日本ハムファイターズ
この年のクライマックスシリーズ第二ステージは、
4戦3勝したチームが日本シリーズへ進出できます。
日本ハムファイターズはレギュラーシーズン1位で、アドバンテージ1勝が与えられ
第二ステージ第一戦に勝利しています。
後が無い福岡ソフトバンクホークスは、2006年に投手の最高栄誉【沢村賞】を獲得した
負けないエース『斉藤和巳』が先発しました。
責任感が人一倍強い斉藤和巳はこの負けられない1戦に懸ける思いはものすごく
誰も打てないと思わせるような気迫あふれるピッチングをしました。
スコア0-0のまま9回2アウトランナー1・2塁
バッターは稲葉篤紀
カウント1ボールノーストライクからのこの日斉藤和巳が投じた127球目は、、、
続きは動画を御覧ください!!