【野球を科学する】シリーズ第一弾 投球されたボールの回転数について




夜風の涼しさが晩夏を知らせる9月下旬

 

みなさまいかがお過ごしでしょうか

 

10月からプロ野球はクライマックスシリーズの熱戦が繰り広げられますが、

 

 

本日は野球ファンにとってはお待ちかねのタイトル!!
【野球を科学する】シリーズ第一弾

今回は【投球されたボールの回転数】

について掘り下げていきたいと思います!!

まず最初に、プロ野球の投手で好投手といったら誰を思い浮かべるでしょうか?

 

田中将大(ニューヨーク・ヤンキース)

ダルビッシュ(ロサンゼルス・ドジャース)

則本昂大(楽天イーグルス)

菅野智之(読売ジャイアンツ)

デニス・サファテ(ソフトバンクホークス)

クレイトン・カーショウ(ロサンゼルス・ドジャース)

上原浩治(シカゴ・カブス)

和田毅(ソフトバンクホークス)

etc…

 

多くの投手の名前が挙がると思います。

 

それぞれ投球スタイルに違いがありますが、大まかに好投手の要因としては以下があります。

 

・球速

・コントロール

・投球されたボールの回転数

・投げれる変化球(球種数・変化量・変化開始ポイント)

・配球

 

 

今回この中でフォーカスするのは

 

【投球されたボールの回転数】

 

 

現在MLBではこの【ボールの回転数】も投手の実力を示す指標の一つとなっていて、

ようやくNPB(日本プロ野球)でも今年はオールスターゲームで『トラックマン』という

球速や回転数を計測する機械を用いていましたね!

 

 

さて、この【ボールの回転数】が多いとどうなるのか!?

 

結論から言うと、、、、

 

 

それは、、、、

 

 

 

打者が非常に打ちづらくなるということ!!!!

空振りする長嶋さん

 

 

一般的な投手のストレートの回転数はおよそ

2200~2300回転/分

 

 

MLB(アメリカ・メジャーリーグ)ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手はおよそ

2400~2500回転/分

 

そしてボストン・レッドソックスでワールドシリーズ優勝の立役者で、現シカゴ・カブスに所属の

上原浩治投手はおよそ

2700回転/分

 

 

特に上原投手は球速自体は140km/h前後とほぼ高校球児と同じくらいの球速でありながらも、

MLBの強打者から奪三振をバンバンとっています!!

 

 

解説

 

例えば

 

通常、一般的な投手から放たれたボールの直後の球速が145km/h前後だとして、

それがホームベース上に到達する頃には132km/h前後まで球速は落ちます。

 

 

それと比べ回転数が多い投手の場合、

投球直後の球速が145km/h前後でも、ホームベース上ではまだ138km/h前後

減速率が少なくなります。

打者が、一般的な投手から投球されたボールの感覚でバッティングをしても、

ホームベースへ到達する時間が0.03~0.05秒速いので、

振り出したバットがボールに間に合いません。

 

 

また、同じ球速でも回転数が多いとそうでない場合では、

回転数が多いほうがホームベース上を通過する高さも高くなります。

つまり揚力をより受けるということです。

 

 

この揚力をより受けることができる最適な球速145~148km/h前後とされています。

球速が155km/hや大谷翔平投手のような165km/hだと、

揚力を受ける前にホームベースに到達してしまいます。

これらは打者の感覚からすると『伸びがあるボール』『ホップするボール』

といった具合でしょうか。

空振りする長嶋さん(2回目)

 

 

これが、上原浩治投手や和田毅投手が球速が遅くても好成績を上げている要因の一つと言えるのは間違いないでしょう!!

 

 

現在NPB(というかマスメディア)ではまだまだ『球速』に

フォーカスすることが多いと思いますが来シーズンからは

【ボールの回転数】もフォーカスしてくれると

プロ野球ファンとしては面白みが増しますね!!

 

 

そうだね!

今回もマニアックだね!!(パッション屋良風)

(パッション屋良とは、2005年くらいにも『ん~!!』って言ってた人です)

 

 

 

それでは本日はここまで。

アーイ♪ア・アーイ♪

エビバリパッション♪