高校野球の通算本塁打数1位となった、早稲田実業学校の
清宮幸太郎選手がプロ志望届を提出する意向を示しました!!!
プロ野球・高校野球ファンにとって今また注目されています。
当初、清宮幸太郎選手はプロか大学のどちらにするか考えていたそうですが、
個人的には、彼がプロ野球を選択したことは非常にいい判断だと思います。
なぜなら!
・プロとアマチュアの投手では明らかにレベルが違うこと
・【職業】として野球をすることで早くプロ意識が身につく
これは決して大学野球を軽んじていることではなく、
意識の持ち方が高くなることとプロという環境に早めに慣れることができるからです。
これは余談ですが、
ソフトバンクホークス・柳田悠岐選手
や、
東京ヤクルトスワローズ・山田哲人選手
らは、プロ野球に入った当初、投手のレベルの高さに圧倒されたという話もしていました。
柳田悠岐選手に至っては、『絶対打てん』と思っていたみたいです。
清宮選手も高校1年生と3年生の時のU-18ワールドカップでは、特に投手レベルの高いアメリカからはあまりヒットは出ていません。
高校3年時U-18ワールドカップ アメリカ戦 4打数0安打
高校1年時U-18ワールドベースボールカップ アメリカ戦 4打数1安打
現在プロ野球界の代表するバッターでも一番に違いを感じるのは投手力の高さみたいなので
清宮選手にも早めにプロの投球に慣れてほしいですね!!
また、プロ野球選手の平均引退年齢は29.1歳です。
素晴らしいキャリアや実績を残す可能性が十分にある清宮選手にとっては実働年数も多い方がいいので
早めのプロ入りが良いといえます。
巷の報道では、史上初12球団1位指名もあるのでは!?と騒がれいますが
今後の清宮選手の動向に目が離せないのは間違いないです!!
(個人的には選手育成の環境が整っているソフトバンクホークスか日本ハムファイターズに行ってほしいなと思います)
この選手のココがすごい!!
~勝手に解説コーナー~
今回はプロ志望届の意向を表明した清宮幸太郎選手です
彼の技術の高い所は何と言っても
①スイング開始からインパクトまでの中でギリギリまで右肩・右腰が開かない
②ボールの真芯を捉えるのではなく、ボールの少し下を捉え打球にバック回転を与えるイメージを持っている
(理想的な打球角度は25°~30°前後)
という所です!!
そうだね!
非常にマニアックだね!!(パッション屋良風)
(※パッション屋良とは、2004年くらいに、『ん~!!』って言ってた人です)
解説
①これは特にアマチュア選手に多いのですが、バッティングは基本的には体の中心を軸にして横回転をするので、
強く遠くにボールを飛ばそうと思って肩や腰がどうしてもすぐに開いてしまうことが多々あります。
人体の構造として、人が何かの動作や処理をする時には体の前で行ったほうが動作精度が高くなります。
投手から投球されたボールはホームベース上を通りますので、肩と腰の開きが早くなってしまうと
自分が処理をしたい(ボールを捉えたい)ポイントがどんどん一塁側に移動してしまいます。(左バッターの場合)
打率の高いバッターはこの【開かない】打ち方をしている人が多いので今後野球を観戦するときは注意して観てみるのもおもしろ
いかもですね!!
②ボールを遠くに飛ばす原理としては
・打球速度
・打球回転数
・打球角度
が重要になります。
この打球回転数を多くするためにはボールを真芯(ボールの中心)で捉えるのではなくボール中心の7mm下を捉えると
回転数が多くなり、打球に揚力が働きやすくなり、より遠くにボールが飛びます。
清宮選手はこれを中学生の時から意識してバッティング練習をしていたというので、彼のポテンシャルの高さにはただただ驚くばかりです。
(筆者が中学生の時はそんなこと1ミリも思わなかったな~泣)
早くプロでホームランを打つ清宮選手が観たいですね!!