自宅で快適にインターネットをするためにWi-Fiルーター(無線LAN)選びは必須事項です。ですが、現在通信環境(速度・機能)が沢山ありどんなメリットなのかなど、どれを選んでいいのかわからない、高ければ良いと思い込みがち。
よく耳にするバッファロー(Buffalo)やエレコム(ELECOM)が良いのではないか。とりあえずで選んでしまう方々が多いのではないでしょうか。
そこで最近パソコンやスマホ・iPhoneを買い換えた方や速度が遅いなと感じた方へ、目まぐるしく通信規格が変わる世の中でどの商品を選べばいいのかを、通信環境(使用機器)や価格をもとにおすすめをご紹介したいと思います。
Contents
無線LANルーターを選ぶ時に知っておきたいポイント
通信速度の機能とスピードをチェック
まず何と言っても通信速度を確認しましょう。自宅の契約しているキャリア(回線会社)とプロバイダの内容によって最大限に活かせるルーター選びが必要です。最近は一人暮らしでもスマホやタブレット、パソコンなど複数の機器を利用している人が多いので環境によってもチェックしましょう。
通信規格が「11ac対応」がおすすめ!
単純にいうと「11ac」は従来の「11n」に比べ速度が2倍~3倍違う!※理論値
無線LANで使用されている通信規格は左から古いもので「IEEE802.11a/b/g/n/ac」となっています。
せっかく買い替えや新規で購入するなら今後も長く使えそうな機器が良いです。さらに新しいもので「11ac」という規格も開発途中との事ですが、現在は11acが主流です。
安価でも11acに対応しているルーターは沢山あるので、後述する「MU-MIMO」や「ビームフォーミング」が必要かもチェックして下さい。
同時接続台数に注目!「MIMO・MU-MIMO」(マルチユーザーマイモ)
ルーターによっては同時に接続できる台数が異なります。沢山の機器を繋いでしまうと通信速度が遅くなってしまいますので、使用する機器の台数に合わせて選びましょう。安価なルーターは同時接続の台数が少ないので自信の持っている台数を把握し、選びましょう。
「MU-MIMO」は1:1の接続ではなく、複数台に同時間・同周波数で干渉なく送信できます。待ち時間がなく接続できるためルーターの能力を最大限に発揮する事ができます。
さらに欠かせないのが「ビームフォーミング」という機能!
従来は電波を全方位の届く範囲に均等に発信していましたが、「ビームフォーミング」という機能が正式採用されてからは対応端末(使用している端末)に対し、集中的に電波を送信するため格段にスピードがアップします。
ただし「ビームフォーミング」は子機側(スマホやパソコン)も対応していないと機能を発揮しません。iPhoneも6以降だったりアンドロイドもそれぞれの仕様に記載されていますので確認は必要ですね。
台数がそう多くない方はそこまで重要視する必要はありませんが、そんなに金額も変わらずに「MU-MIMO」や「ビームフォーミング」を搭載しているルーターもありますので少し背伸びするのも良いかと思います。
コストパフォーマンス重視!無線LANルーターおすすめ2選
数多く存在する無線LANルーターの中からおすすめする商品をランキング形式でご紹介します!お財布事情や使用する機器の台数なども考えながら、購入する参考にしてください。
第2位:WRC-1167GHBK-S
商品名:WRC-1167GHBK-S
価格 3,780円 (税込) 価格 5,154円 (税込) ・通信速度(2.4GHz)最大300Mbps |
最大12台まで同時接続可能!エレコムのコスト抜群無線ルーター
第1位:BUFFALO WHR-1166DHP4
商品名:BUFFALO WHR-1166DHP4
価格 4,980円 (税込) 価格 4,393円 (税込) ・通信速度(2.4GHz)最大300Mbps |
コストパフォーマンス抜群!機能と価格を考えても優秀なWi-Fiルーター
高いお金・通信速度超重要って事でなければおすすめです。
性能重視!無線LANルーターおすすめランキング3選
第3位:BUFFALO WSR-2533DHP
商品名:BUFFALO WSR-2533DHP
価格 9,176円 (税込) 価格 9,767円 (税込) ・通信速度(2.4GHz)最大800Mbps |
必要な機能を搭載しつつ、コストパフォーマンスに優れた無線LANルーター
コンパクト且つ、白と黒と2種類のカラーを用意し部屋に合わせて選ぶことができます。
専用アプリでの簡単設定が出来たり、「ペアレンタルコントロール機能」により有害サイトへのアクセス制限が出来たりと家族がいる家庭でも安心して使えるルーターです。
他社製品との中継機としても使えるので一軒家の方も電波が届きにくい場所への解消もできるかと思います。
第2位:ASUS RT-AC85U
商品名:ASUS RT-AC85U
価格 11,748円 (税込) 価格 11,845円 (税込) ・通信速度(2.4GHz)最大800Mbps |
デザインも重視されつつ、速度もセキュリティ機能も充実した無線LANルーター
第1位:Aterm PA-WG2600HP2
商品名:Aterm PA-WG2600HP2
価格 11,815円 (税込) 価格 13,800円 (税込) ・通信速度(2.4GHz)最大800Mbps |
NECが提供する安定通信速度兼、機能を搭載したハイエンドモデル
「バンドステアリング」により周波数帯を自動で振り分け通信混雑を避けてくれるのもうれしい機能です。
また、家族へのセキュリティも備えていますし、一般家庭だけでなく店舗や企業におすすめな機能としてブラウザの初期ページを設定できる「URLリダイレクト」があります。
良い無線LANルーターを買っても置き場所や電波干渉にもチェックが必要です!
無線LAN(Wi-Fi)ルーターには電波が干渉することで接続に影響が出たりもします。ルーターの近くに以下のような機器がないことを確認し、配置しましょう。
- コードレス電話機/FAX機
- 電子レンジ(加熱調理中のみ)
- 無線スピーカ
- 無線WEBカメラ
- 無線型ヘッドセット
マンションの造りによっては玄関にジャックがありモデムやルーターを置かなければならないなどで電話機の干渉を受けてしまったり、1Rなどでキッチン家電が近くになってしまうことが多いのではないでしょうか。そんな中でもできるだけLANケーブルで遠くに配置する事をおすすめします。
また無線LANルーターは部屋の中心に配置すると全エリアに届きやすいので、部屋や自宅の中心に配置しましょう。
他の無線LANルーターなどからの干渉をチェック・変更しよう!
近所で無線LANルーターやモバイルWi-Fiを使用している場合電波がたくさん飛んでいます。電波が干渉して繋がりにくくなることがありますので、無線LANルーターにもテレビのようなチャンネルがあり現在のチャンネルとは違う番号を選ぶ事によって軽減できる可能性があります。ルーターの設定画面から行えますので、調べつつ変更してみてください。
ファームウェアのバージョンをアップデートすることも忘れずに!
最新のルーターでは問題ありませんが、古いルーターを使っている方は各メーカーが最新のファームウェアアップデート(ルーターのソフトを更新するデータ)を提供しています。半年や1年経っているものはメーカーのサイトをチェックするのも必要です。
親機だけではなく、子機もとても重要です!
親機となる無線LANルーターを紹介してきましたが、親機が高性能でも子機も対応しているものでなければ100%実力を発揮することはできません。子機も合わせて検討してください。
まとめ
性能重視の高速通信を求める方、コスパも考えつつ性能もほどほどにという方にも今回紹介させて頂いたランキングを基に購入してみてください。
スポンサーリンク